離婚の慰謝料は、浮気など離婚原因をつくった配偶者に対して、精神的苦痛を受けた他方の配偶者が請求することができます。
夫の浮気が原因で慰謝料を請求する場合、浮気をした夫だけでなく、夫の浮気相手にも慰謝料を請求することができます。
夫の浮気相手へ慰謝料を請求する場合、内容証明郵便を使用します。
内容証明郵便とは、差出人がどのような内容の文書をいつ、誰に送ったのかを郵便局が証明してくれる郵便のことをいいます。
内容証明郵便は、文書の内容を証明してくれますが、それだけではその郵便が相手に届いたことを証明できません。そこで、内容証明郵便に配達証明をつければ相手方に配達されたことと、配達された日が証明されます。
内容証明郵便の書き方
内容証明郵便の書き方には一定の決まりがあります。
用紙
用紙の種類・大きさに決まりはありません。また、手書きでもワープロソフトを使用して作成してもかまいません。文房具店などでは、内容証明郵便のセットが販売されています。
タイトル
タイトルはつけてもつけなくてもかまいませんが、タイトルをつけたほうが文書の内容が明確になります。
本文
相手に内容が伝わりやすいように、わかりやすく簡潔に書きます。
字数・行数
1枚520字以内
縦書きの場合
1行20字以内、1頁26行以内
横書きの場合
1行20字以内、1頁26行以内 1行26字以内、1頁20行以内 1行13字以内、1頁40行以内
使用できる文字
内容証明郵便に使用できる文字は、ひらがな、カタカナ、漢字、数字です。英字は固有名詞に限って使用することができます。
記号は一般的に使用されるものは使用することができます。
用紙が複数になるとき
用紙が複数になるときは、用紙をホチキスなどでとじて、契印をします。
文書の最後に年月日、差出人の住所・氏名、受取人の住所・氏名を記載し差出人の印鑑を押します。印鑑は認印でかまいません。
訂正の方法
内容証明を書き間違えた場合、間違えた箇所を二本線で消して、正しい文字を書き加えます。訂正や削除した文字は読めるようにしておかなければなりません。
訂正・削除をしたら欄外に「何字加入、何字削除」と記入し、押印します。この印鑑は、差出人のところに押した印鑑を使用します。
書き間違えた場合は、できるだけ新しく書き直したほうがよいでしょう。
内容証明郵便を扱っている郵便局
内容証明郵便はすべての郵便局で扱っているわけではありません。内容証明郵便は集配郵便局と特に指定された無集配郵便局で扱っています。
郵便局には、作成した文書を3通用意します。相手への郵送用、郵便局の保管用、自分の保管用です。
封筒には、受取人の住所・氏名、差出人の住所・氏名を記載して、封をしないで郵便局に持参します。
郵便局で訂正があるかもしれないので、印鑑を持参します。
料金
| 通常郵便料金 | 定型25gまで | 80円 |
|---|---|---|
| 定型50gまで | 90円 | |
| 内容証明 | 謄本1枚 | 420円 |
| 謄本1枚増すごとに | 250円増 | |
| 配達証明 | 差出の際 | 300円 |
| 差出し後 | 420円 | |
| 書留 | 420円 | |
電子内容証明
電子内容証明とは、インターネットを利用して出す内容証明です。インターネットを利用するので郵便局にいく必要もありませんし、24時間受け付けています。
郵便局のホームページで利用者登録をして、専用のソフトをダウンロードして作成します。
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